足駄をはいて首ったけ

PCゲームとか野球とか、そんな日常

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Aster プレイ感想

Asterタイトル

[原画] 浅葉ゆう/わしみゆーこ
[シナリオ] 柊★たくみ/P助
[ブランド] Rusk
[プレイ時間] 約22時間
[発売日] 2007/11/09

2007年のゲームです。07年はもう5年前ですが、奇しくも個人的に身近な人に旅立たれた年だったので、リアルタイムでプレイしていたらより感情移入していたかもしれません。
でも今ならば割と平気。時間てほんとに大事だなとしみじみ思いました。

感想を短く言うなら。
面白かったけど少なくとも「埋もれている良作」になるだけの理由はあるかなと思いました。全体を見るに完璧ではないけど、胸を締め付けられる要素は多く散りばめられている。中古の値段的にも、設定を見て惹かれたならプレイしてみても損はないと思う。そんな感じでした。

※以下ネタバレです。



プレイを始めてからしばらくは、ひたすらに「地味目なエロゲ世界」
互いを憎からず思っていた幼馴染同士が恋人関係になって、徐々に中を深めていく・・・。
これがあくびが出るほど懇切丁寧に描かれていました。
「まあ流石にこのままじゃ終わらないよね・・・」
と思いながら読み進めていると、唐突にヒロインが事故死してしまい、頭は一気に半睡眠から覚醒モードへ。

そこからはオムニバス形式の本領発揮というか、事故によって人生を変えられた人達の物語になりました。
この形式、有名どころだと『俺たちに翼はない』などもそうですが、構成は非常に難しいけど、うまくやれば一つの出来事に対して様々な側面から描写できるので、一つの事象に対して話を深くすることができます。

じゃあこのゲームはどうか言えば、半分成功といった感じでしょうか。
どの話も前半の部分は良い。
事故を契機にした、変わる前と後の描写は丁寧です。

雛が失明してしまうシーンでの『起きたら……起きたのに……真っ暗なの』という台詞なんかには「もうやめてくれー!」という感じになりましたし。

でもそこから各主人公(やヒロイン)たちが何かに気づいて、行動を始めてからエンドに至るまでの部分が短すぎて「え、君もう立直ったの?」と思った事が何度も。
後半にバグが多かったのも加味すると、途中で時間切れにでもなったのかな?という印象です。

あとは、例えば出来事の核である交通事故の原因や、詳細な経緯については詳しく描写しなかったり、エピローグで唐突に数年後に飛んだり、と、肝心な設定をプレイヤ側の想像に委ねる部分が多かったせいか、いまいち盛り上がりに欠けた部分がありました。



そんな中でも沙希ルートはメインなだけあってやりがいがありました。
沙希ルートを始めた直後のヒロ君は予想以上に壊れていましたし、それを支える沙希も見ていてとても痛々しかったです。
彼らが立ち直る契機になったのは何かと考えると、奇跡でも魔法でもなくただの「本音」でした。
でも、それを引き出すまでにどれだけの気持ちと行動が必要なのか。正解の無い問題に挑むことはどれだけ辛いことなのか。その重みの断片を感じることが出来ました。

立ち直り以降は、まあゲーム的な綺麗さはあったのですが、このゲーム世界は優しい世界なのでこれでいい。
起こったことは血も涙も救いもない非情な事故でしたけれども。
守ってくれる人達がいて、自分が一人じゃないと信じさせてくれる優しい世界があった。
そんな希望を持たせてくれる話。
これは鬱ゲーなんかじゃなくて、その先の優しい気持ちになれるゲームなのだと思いました。

最後のCGも奇跡ではなく「思い出の一枚」で締めるあたりが徹底してるなと感じました。



それにしても、Ver.1.05なのにバグが結構残ってましたね。

スタッフ陣は沙希に恨みでもあるのかと思うほど大事なシーンでNGボイス入ってましたし。
ボイススキップもオンにしてるのに、たまにオンだったりオフだったりの謎仕様。

後は原画の差を顕著に感じました。

こっちでオネシャス

はるな先輩は立ち絵よりこっちのほうが100倍可愛かったり、その他もろもろ。

こういう細かいところのケア不足が、自分の中で「良作」どまりになってる原因だとも思います。基本的には好きなんだけど「けど」が所々についてしまうのが非情に勿体ない。

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