足駄をはいて首ったけ

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『ひとつ飛ばし恋愛』プレイ感想

IMG_3617.jpg

[原画] 夕凪セシナ/ぱん太/柊暁生
[シナリオ] 天都/十全/藤島昼/たにかわたくみ
[ブランド] Asa Project
[プレイ時間] 約35時間
[発売日] 2013/04/26

ErogameScape様への投稿ページはこちら。大体同じ事を書いています。

「ひとつ飛ばした関係」での恋模様というのは、エロゲではあまり見ないコンセプト。
全体的にみると、つまらなくはなかったという感じで、正直、奇をてらうためだけのコンセプトだったのでは?という気もします。

ただ、ふと自分の胸に手を自身の経験を探ってみると、「身内に紹介された人と付き合う」という文言は、リアルに寄ってきているコンセプトだと感じます。

昔からの流行り(?)である、姉や妹といった「身内」と恋に落ちるよりは、身内に紹介してもらった人と仲良くなる方が可能性としては高いですし、知らない相手だからこそ知ろうとしてお近づきになろうと画策するするのは、恋愛事として自然に共感できる行為だと思います。

そこら辺の妙なリアルさと、アサプロおなじみのシモからメタまでなんでも来い!の破茶目茶さが相まって、これまで(前二作)とは違うプレイ感が出ていたように感じます。

以下、その「プレイ感の違い」を探った感じの感想を。


※以下ネタバレです



▼共通ルートに感じた物足りさな

前作の『恋愛0キローメートル』は「家族交換」という出来事から始まり、
前々作の『アッチ向いて恋』は女装して女子料に潜入という出来事から始まっています。

どちらもシチュエーションそのものが「無茶ぶり」で、現実にはまずありえない事です。
加えて「そのままでは生活することそのものが困難」であるという制約も付いています。

そこをギャグと機転とゲーム的お約束で乗り越えて、しかも共同生活している女の子たちとも仲良くなっちゃおう!というファンタジックな展開がアサプロ作品の魅力でした。

対して今作は「そのまま生活すること」自体は容易です。
冒頭で主人公は「かつての男子校生活は辛く、彼女がほしい」という様なことを述べていますが、要はベースとして「欲を叶えるための話」になるわけです。

その代わりの制約として、テーマでもある「間接恋愛劇」が与えられているわけですが、困難は恋愛に及ぶ場合にのみ用いられ、友達として過ごす分には特に問題なく描かれています。

なので、共通部は特にシチュエーションとして与えられた困難よりも、登場人物の誰かがもたらした悪戯や画策を中心に物語が進みます。

ここに物足りなさを感じたのです。

もちろん勢い任せのギャグは相変わらずで、遠慮なく突き抜けていましたし、回想1ページ分ですら真面目になれないりさには大いに笑わせて頂きました。

でもそこに+αがあってこそのアサプロだと思っていたので、肩透かしを食らってしまったわけです。
ここは体験版をやってない自分の読み違えでもありますし、高望みしてしまった部分でもありました。


▼代わりに生じた「笑い」以外の面白さの山場

でもそのお陰というべきか為というか、共通ではなく個別ルートにストーリーとしての面白さの山場が生じていました。

「間接恋愛」という身内の友達から恋人になることの困難を描くシーンです。

印象としては、桜ルートと夏芽ルートは直球。
変化球だったが碧里ルートで、暴投危険球だったのがりさルート。

いつものギャグで躱しつつの描写はもどかしく、とてもクリックが捗る時間でもありました。

個人的には、桜ルートの中盤(千乃の誕生会)以降が、自分自身の過去の経験と重なる部分もあり、もうずっとニヤニヤしっぱなしだったと思います。

全体的に付き合うまでが山場なのは残念でしたけど、シチュエーションを考えると致し方ありませんし、それまでの作品たちを考えると十分に「個別ルートでも盛り上がった!」と言えるのではないかと思います。



そんなわけで、前作・前々作は、笑いとしての山場とストーリーとしての山場が同時に、しかも前半の共通ルートにあって、その盛り上がりに個別が勝ててない印象でした。
が、今作は笑いとしての山場が前半に、ストーリーとしての山場が後半の各個別ルートに生じていたように感じました。

これを良しとするかどうかは単純に好みの問題になろうかと思います。
実際に「エロゲーなんだから恋愛描写がしっかりしている方がいい」という感想も見かければ、相変わらず「面白かったのは体験版パートまで」という意見も見かけました。

それらに意見・・・という話はとりあえず置いといて、個人的には、上記を踏まえた上でやって欲しかったことは以下の二つです。

1.身内は身内で恋愛対象足り得ない、とはっきり強調させること
2.「微妙な禁断」をもう少し話に活かして欲しかった

でもこの二つ、エロゲという場を考えると、あまり相性がよくないですよね。

特に1は、身内が攻略対象になりえるのはエロゲの強みであり特徴でもありますので、それを完全に消し去ることは困難だと思われます。また、各所からの抵抗もあるでしょう。

ですから、今作のようなコンセプトではストーリーとして面白くすることは難しく、相性が悪いものをわざわざ持ってきたようにも思えてしまう。
ゆえに冒頭に述べたように「奇をてらうためのコンセプトだったのでは?」という意地の悪いような疑問が生じたわけです。

ただフォローとしては、何かと制約の増えてしまってるエロゲ界隈で「少し別方向の面白さを探ってみよう!」という意志は感じられました。

そのチャレンジ精神は大いに評価したいです。
縮小やなんだかんだといわれている界隈のユーザーにとって、大切なのは無難な成功ではなくこういう次へのチャレンジだと思いますから。




▼以下小ネタ集

・第三の技、オフィシャルサイトに追加分を記載!
→最初何のこと?と思ったらユーザーマニュアルには記載されていないという芸コマさw

・エロシーンで笑わすんじゃないぞ!絶対にだぞ!と言った結果
ついにやりやがった。不覚にもお茶吹いた。

予算を弄ぶシナリオ書きの人々
→このためにCVを選びました、と言われても納得してしまう。

SD千乃が可愛すぎてしばし悶える
→あー、このままねんぷちとかにならないかなぁ、まず無理なんだろうけど。

そこそこ小奇麗な喫茶店
→クロスオーバーが始まるかと思って一人でテンション上げてました。恥ずかしいです。でも、アサプロなら合同FD、出来ると思うんですけどね。




ということで『ひとつ飛ばし恋愛』感想でした。

各ルートとも「ひとつと飛ばさないキャラ」に対してなぜ攻略できない悶えるのかと思いきや、(千乃以外)は割りとすんなりその設定を受け入れていました。

思うに自分の中でそろそろ妹姉あたりが食傷気味になってきているのかなと感じます。そんな中で一切食傷を感じさせない「幼馴染」という属性はもしかして最強なのでは?・・・あ、いや、単に中の人の演技のせいだったかも。

百瀬ぽこさん、前の時にも感じましたけど、やっぱしいい演技されてましたわ。脳内ブックマークに登録しておきます。
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