足駄をはいて首ったけ

PCゲームとか野球とか、そんな日常

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『グリザイアの楽園』 プレイ感想

IMG_3658.jpg

[原画] フミオ/渡辺明夫/ななかまい(SD)
[シナリオ] 藤崎竜太/桑島由一/かづや/鳴海瑛二
[ブランド] FrontWing
[プレイ時間] 約35時間
[発売日] 2013/05/24
(ErogameScape様への投稿ページはこちら。大体同じ事を書いています。)

細かい話は置いていおいて、まずは面白かったです。
3部作完結編ということで、期待値はそれなりに大きかったですけど、その期待を裏切らない内容でした。

また、音楽、CG、背景、どこを切り取っても一つ一つのレベルも高く、
総合的にも優等生というに相応しい三部作完結編に仕上がっていると思います。

以下はそういう具合に、全体的には面白かったということを前提とした上での、細かい趣味嗜好の話です。


※以下、ネタバレ感想です。



▼ブランエールの種
プレイ前に調べた『ブランエール』の意味は、海上自衛隊所属の曲技飛行隊のことでした。
そこからざっくり考えて、海になにかと縁のある彼女たちが雄二を奪還するために「曲技」を披露する話になるのだろうか、と考えていました。

なので、「雄二奪還作戦」が話のメインとなり、その流れが非常に丁寧に描かれていたのには満足しています。

ギャグでかわしつつも、適度に無茶で、手に汗握るくらいに面白かったです。

また、それまで基本ヒロイン5人+雄二が中心だった掛け合いが、
5人+タナトスさんになることで、別の面白さが出ていましたし、
『果実』からの成長を見せる演出にも、リアルでの時間経過(約二年)も相まり感じ入るものがありました。


ですので、私としては話のヤマはここまで。
以降の展開(雄二vsオスロ軍)は、割とオマケというか、
「話を完結させるための話」くらいの感じで見ていました。

例えるなら「順位が確定した後のプロ野球の消化試合」みたいなもので、
そりゃあ個人タイトルの争いなんかはまだ続きますが、基本的な大勢は決しており、見る方は自然と気が緩んでしまうというものです。

個人(この場合は雄二)に注目している人はまだ、その時点でも気が抜けない状況だったでしょう。
ですが、私は挺身隊チーム全体の動向を見守るのがメインの楽しみでしたので、
そこが終わってしまっては、残りが「消化試合」になってしまうのも致し方なし、と思っています。


そんなわけで、突っ込みどころの多い終盤――特ににラストの、
「俺が、俺達がヒースオスロだ!」のくだりは、流石に如何なものかと思いました。

が、それも「消化試合」の中の出来事だと考えれば、あまり目くじらを立てるものでもないだろう――と、そんな心境に落ち着いたわけです。

恐らく普通だったら「拍子抜けの終盤だった」くらいなことは述べていたでしょう。ですが、先に述べたように自分の中でのピークが雄二奪還作戦にあったので、そんなに評価には影響しませんでした。

そりゃあ消化試合でも、ノーヒットノーランくらいのサプライズ展開があれば、
また感想も変わったのでしょうが、それはさすがに高望みだとも思いますし。



▼楽園アフター、デイブ教授
エロ補完とエピローグ。
数自体は充実していますが、個人的には話の流れでエロシーンが欲しいので、
このやり方はあまり好きではないです。

エロゲではよくエピローグで子供が生まれてFIN~みたいな終わり方を見かけますが、その対象を、あえて一番のギャグキャラであったみちるに託したことの意味を考えると、
作中で一番のサプライズだったんじゃないかと思います。

それにしても、日焼けしたマキナの立ち絵がめっちゃ可愛かった。
黒くなってより愛らしいタヌキに近づいたからか・・・?


▼プロローグ・グリザイア
最初にロックされていた時点で、これプレイし終わったら思わず『果実』のアイコンをクリックしたくなるような構成なんだろうなー、と見込んでいました。

そして実際その通りで、『楽園』での人間関係を見ている分、一から始まる関係はやたらもどかしく、
また、最終的に雄二がチラッとも出ないのがなんともいじらしい演出でした。

しかし、そこをあえて遅めのオートでプレイするのが、焦らしプレイみたいで楽しかったです。

ここの主役は由美子で、そういえば美浜学園は元々彼女のために造られた学園だったなとそこで思い出しました。

彼女への印象としては「少女漫画の主人公からエロゲヒロインへの華麗なる転身」これは全体を通じての話ですが、プロローグ部分では、その“少女漫画の主人公”っぽい部分が存分ににじみ出ていたと思います。

というか、中の人達はどーしても由美子を『グリザイア』のメインをにしたいみたいで。
そのことに特に反発は覚えないですけど、いくらイメージ補正をかけようとも、
結局『果実』でああいうキャラになってしまうのだから・・・とは思ってしまいます。

個人的には、小説とかの活字形体で読みたい内容とボリュームでした。



▼その他、小ネタなど
・タナトスさんのBGM『Thanatos』を聞くとクロノトリガーを思い出す。
→ググったら『時の回廊』と出て来ました。いやいや、懐かしい。

・上記に限らず今作の新規BGMは印象的で好みのものが多かったです。
→エレガだけじゃなくてピクセルビーや松本文紀さんが絡んでるせいでしょうか?

・途中で唐突に挿入されるモザイクCG(ミリエラのやつ)
→「あ、そういえばこれ、エロゲだった!」とソラで思い出す場面でした。

・『プロローグ・グリザイア』のムービーがやたらお気に入り。
→ゲーム起動するたびに見てしまいます。

・デイブ教授の抜きまくりチャンネル
→「その方がコンシューマ化した時に楽じゃん」
 と、知り合いに言われて目から鱗ぽろぽろ。

・「汚い」の絵的表現にはこれからも苦労しそう。
雄二のクローゼットとか屋形船の背景のこと。ユーザーを不快にさせない配慮もあるとはいえ、これだと台詞ほどの汚さは感じません。このバランスはこれからも苦心しそうな気がします。

・不意打ちで笑ってしまったCG(これこれ
→その義手、取れるならサイコガンにしてみては如何でしょうか?w




そんなわけで『グリザイアの楽園』感想でした。

シリーズ全体と通して見てみると、共通ルートよりも個別ルートに入ってから以降の方が面白く感じた、という個人的には稀有なゲームになりました。

3作ともリミテットエディションを買ってしまったのは(置き場的な意味で)少し失敗したかなと思っていますが、内容的には最後まで大いに楽しませてもらいました。


これでグリザイアキャラたちともひとまずお別れになると考えると寂しい限り――と、定型の挨拶を述べようと思いましたが、既にアニメ化も決まっているんですよね。

『果実』もプロローグの影響ですっかり再プレイしたい衝動に駆られていますし、まだしばらくはグリザイアの世界をゆるりと楽しめそうです。
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