足駄をはいて首ったけ

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『鬼ごっこ!』プレイ感想

IMG_3668.jpg

[原画] 仁村有志/鳴海ゆう/あおなまさお
[シナリオ] 宮蔵/大三元/空下元
[ブランド] ALcot
[プレイ時間] 約40時間
[発売日] 2013/05/31(『玉手箱パック』発売日)
【ErogameScape様への投稿ページはこちら。大体同じ事を書いています】

今回は『玉手箱パック』というFD同梱版を購入しました。
ただ感想は、長くなりそうだったのでそれぞれ別に書きます。

ということで、まずは『鬼ごっこ!』本編の感想。

とは言うものの、非常に感想に迷いました。
好きな要素は沢山ありますけど、同じくらい疑問に思う要素もある。
大抵はプレイが終わった所で少しすれば気持ちがどちらかに振れるのですが、今作に関してはしばらくたった今をもってしてもどちらか決めかねています。

そんなわけで、苦肉の策で今回は「好きな部分」と「嫌いな部分」を別々に書き連ねようと思います。

ゆえにまとまりに欠ける感想になると思いますが、ご容赦下さい。


※以下ネタバレ感想です。




▼好きな部分
・全体的な雰囲気
例えば、最初から偽温羅も本物も常に集合状態だけれども、それを認識しているのは読み手のみ――という要素に代表される、「知らぬは本人たちばかり」な茶番具合は、設定にもなっている各「おとぎ話」の性質と通ずる部分があって、一種独特な雰囲気を作っていたと思います。

この雰囲気が非常に好きでした。
物語の性質上、何をやろうとしたところで/やったところで、おおよその展開は読み手側に見透かされてしまう。なのでその途中をどう演出するかが勝負になる。そこでギャグに走ろうが真面目に進めようが、到達点は結局同じ・・・であれば、こうしてみるのもアリじゃね?みたいな雰囲気。
ナナメから物語を見てしまうのは自分の悪い癖ですが、各々のキャラたちは、本当はシリアスに進みたいのに大いなる力がそれを許さず、終始お笑いに繋がる温い展開にさせられてしまう・・・という感じが伝わってきて、これが非常に癖になる雰囲気でした。


・キャラたちのバランス
大分でいうと、灯や暮葉は「面倒くさいキャラ」として物語をややこしくかき回し、加奈や乙女は「話のわかるキャラ」として物語を落ち着かせる方向に動く。熊吉は最後の最後だけ真面目になる「おいしいとこ取り」なサブキャラで、葵はヒロインを立てる方向に終始し、そして主人公は調子いい事を言って自分のわがままを突き通す。

――こんなバランスが絶妙で部室なのでの集団での会話は、いつものテイストも手伝って大いに楽しませてもらいました。
また、灯と加奈、暮葉と乙女、という一見相性が悪そうに見えて実は仲がいいコンビはとても眼福。まるでそういう漫画を見ているようで、むしろ主人公よりもイチャイチャしてほしいとすら思いました。


・茶番だけで終わらなかったシナリオ
これは乙女ルートの話です。灯、加奈、暮葉それぞれのルートがほぼ予想通りに話が進んだのに対して、乙女ルートはそれまでの伏線の回収でした。かなりうっちゃりな展開で突っ込みどころも多いですが、そういう構造にしてくれたことそのものに対しては非常に好感を持てます。



▼嫌いな部分
・主人公
バランス的には悪くないですけど、個人で見た時にはちょっと・・・いや大分微妙です。
読み進めるにつれ慣れた部分はありますが、その気を使わない言動と「嘘をつけない性格」を都合よく利用している点は最期まで首をひねってしまいました。
あと彼一人だけ「おとぎ話の住人」っぽくないんですよね。これもイカンかなと。

ゲームにおいて主人公が好きになれないというのは結構致命的で、これが評価で最期まで足を引っ張っています。


・ギャグ一辺倒からの唐突なお涙話
各ルートに絶対入れなきゃいけないわけではないんですよ?と思うこと。
特に乙女ルートをプレイした後だと、灯、加奈、暮葉の各ルートにギャグ面を押し通させてしまい、乙女先輩でシリアス面の本気をだす構造にして欲しかったと思います。その傾向はあるのですけれども、もっと極端でも良かったと思います。


・結局何がしたかったのだろう?
プレイヤー側としては面白かった/つまらなかった、という感想で十分なのでしょうが、感想を書く者としてはどうしても気になってしまうもの。
そこをおいてこのゲームは、いまいちこの点が見えづらいというか、「あれもこれも色々やろうとし、結果ごっちゃごちゃになってしまった」感は否めないと思います。
でもキャラを見れば可愛いし、ギャグはほどよく笑え、特定シーンを見ればニヤニヤもできる。
けれどもそれだけでいまいち残るものがない・・・。このもどかしい気持ちともやもや感はいかんともしがたいです。



▼以下小ネタ集
・キャストがまんま「ぼくのかんがえたさいきょうのエロゲキャスト」だった
まるで夢のようでした。なぜ発売当時はこれはスルーしていたのだろうか・・・。

・鮎川さんの低音ボイス(鈴鹿)がこれほどいいとは思いませんでした。
声優さんて凄いや。

・灯や暮葉の言動からにじみ出る面倒くささはなんだろうと考えた結果。
「女性漫画家の書いたヒロインキャラ」が最も近い感じがします。

・自分のルート外の乙女先輩から漂うアサプロ臭。
兄のシスコンプリもまた、拍車をかけている気がしました。

・灯の「おばあちゃんの物真似」がいちいち上手すぎて草不可避
パロネタよりもこういう中の人ネタのほうが好みだったり。

・テイストが似ているなと思った漫画
『CANDY POP NIGHTMARE』(氷川へきる)シリアスをギャグでいなす感じが良く似ていると思います。というか、私がこういうテイストの話が好きなのだと思います。




というわけでとりあえず箇条書きっぽく書いていました。かなり雑ですいません。
書いていて気づいたことは、このゲームは自分的「面白いとつまらないの境界線上にある作品」だということです。
もうひとつだけでも好きな要素があったら高得点になっていたでしょうし、逆にもうひとつでも好みでない要素があったら逆になっていたでしょう。

そんな不思議な感想を抱いた『鬼ごっこ』でございました。
FDの方は別方向の感想になるようにしたいです。



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